ジオラマを作ろう
ジオラマ制作は基本をおさえてしまえば難しくありません。
一緒にジオラマを作ってみましょう
地面の成形
Step1
ジオラマのサイズに合わせてスタイロフォームを用意します。
地形製作に最適な素材は「スタイロフォーム」。ある程度の強度があり、検量で経年による収縮が少なく、カッターでも容易に切れ、削り込みが出にくいという特徴のため、とてもおすすめです。
Step2
ジオラマの配置をスチレンフォームに書き込みます地形の整合性も考慮して書き込みましょう。筆圧は弱めで。レールは仮配置します。
地形製作に最適な素材は「高密度スチレンフォーム」。ある程度の強度があり、軽量で、経年による収縮が少なく、カッターでも容易に切れ、削りゴミが出にくいという特徴のため、とてもオススメです。
ポイント1
ジオラマのベース素材は万能の「高密度スチレンフォーム」を
Step3
カッターで地形を彫っていきます
大胆かつ繊細に、ザクザクと刻んでいきましょう
山も崖もスチレンふlー無で作ります。
地形を彫った時の余剰部材を再利用しましょう。崖はスチレンフォームにV字に切れ込みを入れることで表現します。
Step4
道路を作りましょう。道路塗料を塗ります。
道路製作には専用尾道路塗料を使います。。色が日本の道路に合わせて調合されているだけではなく、乾いた後光沢が消えてある程度の「ざらつき」が出るので、より実感的に仕上がります。
道路素材の紹介
塗料メーカーと共同で開発された道路表現んのための専用塗料。これ一本あればオッケー。
ザラザラ水性塗料「道路専用」100ml 900円(税別)
発売元:ポポプロ
ラインテープでディテールアップ
道路塗料が乾いたら、ラインテープで道路をディテールアップ。センターラインは1mm幅、横断歩道は3mm幅のテープを使用します。
ラインテープの上に「マットワニス」を塗るとテープが剥がれにくくなります。
地表の表現
Step5
下地塗料を塗ります
下地塗料で素材をコーティングすることは、ジオラマの完成度を上げる上でとても重要な工程です。素材の字の色を隠し、素材表面の隙間や汚れを埋めます。地表部分のデコレートをする前には必ず下地塗料を塗りましょう。自然情景部分の下地は茶色、年部分の下地はグレーの下地剤を塗ることをオススメします。
ポイント
下地剤は絶対に必要。なんでもとにかく下地を塗ってから。
下地塗料の紹介
下地塗料のうちに特に使用頻度が高い2色(茶・グレー)と地形制作にも使えるより粘度が高い「液状パテ」をラインナップ。
下地用塗料バーントアンバー(茶)
下地用塗料バーントアンバー(グレー)
下地用液状パテライトグレー
100ml入り650円〜(税別)
発売元:ポポプロ
Step6
パウダーで草の表現
下地塗料を塗ったら、すぐにパウダーを撒きましょう。乾く前の下地塗料に振りかけるだけ。下地塗料が接着剤の役割にもなります。多めに振りかけて、あとで息で吹いて余分なパウダーを落とします。
急いで!
下地塗料が乾く前にパウダーを!
Step7
レール貼り&バラスト(線路砂利)撒き
仮置きしていたレールを固定します。コルク道床を土台として敷いたあとに、レールを設置(いずれも両面テープで固定)。それからバラストを撒いて固着させます。
バラスト撒き。まずは大まかにバラストを線路全体に撒きます
バラストが表現された、道床がついたレールもあります。
ポイント
バラストを撒いてワンランク上のクオリティを
Step8
建物を配置しよう
好みの建物を配置しましょう。完成済み、塗装済みの製品を選べば簡単です。ベースへの固定は両面テープか木工用ボンドを使います。今回はTOMYTECジオコレの農家Bです。
プロユースのバラスト
磐越西線のバラストを製作している会津採石さんが、同じ素材を模型サイズまで粉砕。まさに本物のクオリティです。
Step9
水の表現
水の表現は制作者によって実に多様です。下地用塗料はライトグレーを選択した上で、その上に水表現用塗料を使用しましょう。
会津バラスト
S/M/L各サイズ800円(税別)
発売元:ポポプロ
ディテールアップ
Step10
樹木を植えよう
キリでスチレンフォームをくりぬいて穴を開けます。
そこに樹木をさして、木工用ボンドで固定します。
Step11
スポンジで草花の表現
ジオラマに彩りを添える草花の表現。カラフルなスポンジを木工用ボンドで固着させます。
ランドスポンジ
草花を表現するスポンジ。複数色をミックスしたタイプが人気です。
ポポンデッタの花畑
各種650円〜(税別・予価)
発売元:ポポプロ
完成品樹木
オススメの樹木製品は「ポポンデッタの樹木」シリーズ。完成品であることがとにかく嬉しいです。
ポポンデッタの樹木 各種
650円〜(税別)
発売元:ポポプロ
Step12
人形を配置しよう
人形は瞬間接着剤を足に付けて固定します。ストーリー性を持って配置すると、より一層楽しいジオラマになります。
Goal!
完成です!
完成しました!これでジオラマの基本技術はマスターしていただけました。これを応用して、いろいろな表現や様々な情景製作にチャレンジしてみて下さい。
Step UP!
LEDで夜景に挑戦!
一歩進んで、光の演出も見る者を魅了します。LED電球を組み込んで、夜景の表現にもチャレンジしてみましょう
LED夜景システム
基本セット2800円(税別)
LED電球3本セット900円(税別)
街路灯3本入り他各種
1350円〜(税別)
発売元:ポポプロ
電気知識一切不要の拡張性の高いLED夜景システムを開発しました。基本セットをご購入いただければ、買い足してコネクタに差しこむだけでたくさんの街路灯を点灯させることが出来ます。
ジオラマ制作の御用命は
ポポプロまで
長年ジオラマ製作の最前線で腕をふるっていた職人を中心に組織された、「レイアウト作りの職人集団」です。株式会社ポポンデッタの子会社として発足しました。発足2年目にして早くも、鉄道模型コンテスト2014にて出品作品が企業クラブコンテスト部門最優秀賞を受賞しました。プロが使うジオラマ用品の数々を製品化。ジオラマのオーダーメイドも承ります。
お問い合わせ先
(株)ポポプロ
東京都千代田区外神田3-3-5-1F
電話 03-6206-4406